KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第一期 新規採用校4年目  もめごと、言いつけ、その対処のしかた 1994.12.14 No.85

昨日は、うんとつかれた。 朝から学年発表の練習があったり、Cタイムだったため20分休みがなく、しかも業者集金があった。 実質一息つける時間はなかった。 さらにこんな日は、もめごとが必ず起こる。 それも、ささいな事からである。 教師がバタバタしてい…

第一期 新規採用校4年目  まとめのテスト、ひとまず終了 1994.12.12 No.83

2学期末ということで、先週はまとめのテストをたくさんした。 どれだけ今学期力がついたか、子どもたちにとってもそれを知る一つの材料であるが、教師にとっても どれだけ力をつけることができたか つけれなかった力はなにか を知る貴重な資料となる。 つま…

第一期 新規採用校4年目  全員ができたこと2つ  1994.11.17 No.78

漢字ミニテストをした。 指定された筆順では色を変える、といテストである。 「モチモチの木」では、視写を重視していたので、ミニテストはしなかった。 だから、実に久しぶりである。 8問出した。 満点は80点。 50点以上を合格とした。 テスト勉強で漢…

第一期 新規採用校4年目  思いを語りあい、思いを出しあう(3) 1994.11.9 No.76

昨日の授業では、自分がされて嫌だったこと、悲しかったことを出し合った。 前日に書いてもらっていたので予想はしていたが、かなりたくさん出された。 それぞれ自分が体験してきたことであるので、説得力がある。 例えば、 ・ 体型のことで悪口を言われたこ…

第一期 新規採用校4年目  思いを語りあい、思いを知りあう(2) 1994.11.8 No. 75

✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ 今日は遊びのことについて書きます。 だいぶ前のことですが、わたしは、松田さんたちの遊びのなかまに入れてもらいたいと思ったことがありました。 そして、 「なかまにいれて。」 と、おもいきってたのみました。 する…

第一期 新規採用校4年目  思いを語りあい、思いを知りあう  1994.11.8 No. 74

本音が言いあえるクラスって、いいなと思う。 もちろん、言って悪いことはあり、それは絶対に言ってはいけない。 例えば、気にしていることだとか、体のことだとか。 ぼくが言う本音とは 言わねばならないこと である。 それは相手の不正であったり、おかし…

第一期 新規採用校4年目  宝物でいっぱいにしたい!  1994.11.7 No.73

帰りの会に「宝物コーナー」がある。 その日のできごとで、うれしかったことや友だちのがんばりなどを発表するコーナーである。 ぼくはこのコーナーが、大好きである。 特に友だちのいいところを発表しているのを聞いたりすると、うれしくなってくる。 この…

第一期 新規採用校4年目  ついに全面対決(3) 1994.10.24 No.70

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先生が職員室へ行ってから、みんなでごめんなさいっていおうといっていて、 かなしかった。 ぼくはもう、かえってこないと思った。 けどみんなでごめんなさいっていったら…

第一期 新規採用校4年目  ついに全面対決(2) 1994.10.22 No. 69

職員室で、ぼくは今の6年生の半分を、3,4年生の頃受け持った時を思い出していた。 新採の頃の事である。 今よりもっとひどい、力のない教師だった。 当然のごとく、3年生の頃は騒然としたクラスになった。 ところが4年生になり、うそのように落ち着きの…

第一期 新規採用校4年目  ついに全面対決! 1994.10.22  No.68

先日、ぼくは出張だったので、一日るすにした。 その時の様子を子どもたちに聞くと、いくつか問題になるところがあった。 例えば、「きりつ・れい」の時、Nちゃんが責められていたという事(これは今後、対処していかなくてはならない重要な問題の一つでもあ…

第一期 新規採用校4年目  クラスに必要ない!  1994.10.21 No. 67

運動会あたりから、どうもクラスに落ち着きがない。 もちろん、良い面もたくさん出てきたが、それ以上にその落ち着きのなさが目につく。 特に男子は、常にザワザワとしている。 いいかげんそろそろ、怒りが頂点に達しようとしていた。 19日(水)、3時間目の…

第一期 新規採用校4年目  いい風が吹き始めてきた 1994.9.17 No. 58

日に日に秋に近づいてきている。 クラスで飼っているコオロギの鳴き声も、秋を感じさせる。 何よりも風がずいぶん涼しくなった。 気持ちよく過ごせるようになってきた。 さて、この頃クラスの様子も、ずいぶん良くなってきたように感じる。 もちろん叱ること…

第一期 新規採用校4年目  2学期にむけて  1994.9.5 No. 53

子どもたちに「2学期にむけて」というプリントを宿題で出した。 項目は、 ・ わたしは、ぼくは こんなことをがんばるぞ! ・ クラスでこんなことがしたい!こんなクラスにしたい! ・ 先生におねがい! の3つである。 それぞれについて書いてもらった。 子…

第一期 新規採用校4年目  2学期の学級作り  1994.9.3  No. 52

2学期にむけて、ぼくから話したことは ① いじめ・悪口・差別など人の心を傷つけることはぜったいに許さない。 また、君たちも、許さないでほしい。 ② たくさん失敗し、たくさんまちがえろ! テレビや電気なども、たくさんの失敗の中から生みだされた。 いっ…

第一期 新規採用校4年目  2学期スタート  1994.9.2 No. 50

新年度に子どもたちと初めて出会う日とはまた違った緊張感を持って、9月1日の朝を迎えた。 6時前には目が覚めてしまい、しっかりと朝食を食べることができた。 清々しい2学期のスタートである。 いつもより少し早く学校に行き、学年通信を印刷したりする。 …

第一期 新規採用校4年目  一学期をふり返って 1994.7.20 No. 48

一学期、やり残したことはけっこう多い。 自分が思い描いている学級にも、まだまだほど遠い。 決して手ぬきをしたわけではない。 一学期間、持てる力を出し尽くしたつもりでいる。 その結果が、「今」なのである。 まだまだ未熟だなあと思う。 勉強不足でも…

第一期 新規採用校4年目  授業参観の感想  1994.6.27  No.39

”昨日は、授業参観ありがとうございました。 短い時間でしたが、感想を申し上げますと、先生には申し訳ないのですが、「うるさい」感じを受けました。 「うるさい」と言っても、よそ事をしゃべっているとか、遊んでいるとかではなく、授業を受ける子どもたち…

第一期 新規採用校4年目  跳び箱 1994.5.10 No.17

学校とは本来、「できない事ができるように、わからない事がわかるように」なる場である。 すべての子に、基本的・基礎的な力をつける事は、教師としての責任であり、これが「一人ひとりを大切にする」事にもつながる。 「できる子ーできない子」「わかる子…