KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第二期 一新紀元(いっしんきげん) 輝け!26人のキラキラ星たち 1999.4.6 No.1

春4月、1年で最も緊張するときです。 なぜなら、新しい出会いが待っているからです。 前日の5日、新しく出会う2年生26人の名前を、何度も読みました。 「名前を覚える」このことからぼくはいつも、スタートします。 家の人のあふれるばかりの願い、思い…

第一期 新規採用校4年目  夢の飛行船の旅の終わりに  1995.3.20 No.117

昨年の4月5日、子どもたちと初めて出会う前日、ぼくは子どもたちの名前を必死で覚え、そして一人ひとりに手紙を書いていました。 手紙を書きながらぼくは、子どもたちとの出会いに胸ときめかせ、その日の夜はなかなか眠れなかったのを思い出します。 翌日、4…

第一期 新規採用校4年目  時がたつのが早すぎる  1995.3.18 No.113

あと1週間。 あと1週間で、修了式。 3年2組も解散である。 それにしても、時がたつのが早すぎる。 20日(月)は卒業式。 ぼくが教師になりたての時、3年生だった今の6年生の半分を担任した。 引き続き、4年生の時も担任した。 今よりもっと未熟だったぼく…

第一期 新規採用校4年目  2,3月のお誕生日会を終えて  1995.3.9 No.112

昨日はお誕生日会だった。 いつものことだが、どこまで自分たちの力でできるのか、それを見てみたかった。 実行委員会を決め、その実行委員会がすべて準備・実行をした。 メンバーは次の通りである。 司会・・・Kさん、Yさん プログラム・・・Mさん、Kくん …

第一期 新規採用校4年目  性の勉強 ー1時間目、命の大切さー 1995.2.18 No.105

『ぼくのたん生日』という資料を使って、命の大切さを教えた。 道徳的な読み物資料である。 主人公の元(はじめ)くんの「元」という名前には、「元気に育ってほしい」という親の願いがこもっている。 そこで、子どもたちにも自分の名前について調べてもらっ…

第一期 新規採用校4年目  性教育、はじめます  1995.2.15 No.102

今週末、来週末にかけて、2〜3時間、性教育を行います。 2年生の時は、「男の子と女の子の体のちがい」を勉強しました。 3年生では、「いのちのふしぎ」について、勉強します。 ねらいは2つです。 ① 命の尊さを知り、大切にしょうという態度を身につけ…

第一期 新規採用校4年目  人は助け合って生きるもの 1995.2.2 No. 99

H君がケガをした。 右手の中指を骨折し、走ったり、ジャンプしたりもできないらしい。 朝、ケガしたことをみんなに話した。 「H君に、何かできることはないかな?」 と、たずねた。 すると、 ・ (字が書けないから)H君の言ったことを代わりに書いてあげる …

第一期 新規採用校4年目  「学級会で決まったこと」の紙を破り捨てる 1995.1.27 No. 96

『忘れ物のオニを追い出す』ことに決まった次の日、何人かが「◯◯を忘れました。」と言いに来た。 集会での発表が上手だったことをほめた直後であった。 全員に聞いた。 「今日、忘れ物をした人は手をあげてごらん。」 8人程があがった。 内心ムッとしながら…

第一期 新規採用校4年目  3の2の追い出しオニ 1995.1.26 No. 95

今日のわくわくタイム(全校集会)は、「節分集会」であった。 そのため、各クラスで「追い出したいオニ」を決め、それをクラスで発表する時間があった。 前日、学級会で「クラスで追い出したいオニ」を決めた。 出た意見は次の通り。 ・ 忘れ物の多いオニ …

第一期 新規採用校4年目  3学期、スタート  1995.1.10 No.89

3学期が始まった。 天気もいい。 清々しい気分で家を出た。 始業式が始まるので、教室に行った。 朝の会の「歌」の場面だった。 昨年の12月は『ジングルベル』を歌っていたのでそれを歌うか、それは時期的におかしいのでお正月の歌を歌うか、そのことで話し…

第一期 新規採用校4年目  2学期をふり返って  1994.12.22 No.88

どんなに疲れていても、どんなに気分がすぐれない時でも、どんなに調子が悪い時でも、一歩教室に入り、子どもたちの元気な歌声、元気なあいさつ、すてきな笑顔がどれだけぼくを元気づけてくれたかわからない。 こんなにできの悪い教師に、子どもたちはよくつ…

第一期 新規採用校4年目 自分を見つめ直すことは、心の成長につながる 1994.12.15 No.86

朝、教室に行くと様子がおかしい。 「朝の歌」の歌声が、いつもより小さかった。 日直で司会をしていたT君の声がボソボソっといった声であり、これは何かあったな、と感じた。 案の定、ぼくの話が終わったあと、何人もぼくのところにやって来た。 話を聞くと…