子どもたちはやる気満々!
「はやく勉強しよう。勉強したい!」と、燃えている。
この炎がいつまで燃え続けるか・・・教師であるぼくにかかっています。(う〜む・・・。)
”鉄は熱いうちにうて”ということわざがあります。
8日(金)、子どものラブコールにこたえ、授業を2時間しました。
3年2組、ついに授業びらきです。
まずは国語。
新しい単元に入る前に、授業に対する心がまえを伝えたい、しかも事実によって伝えたいと思い、次のような授業をしました。
黒板に
【騙す】
と板書。
「何て読むだろう?予想した読み方をノートに書いてごらん。いくつでもいいです。」
と発問。
何人かに答えてもらう。
すべてはずれ。
ヒントを出す。
「「◯◯す」と、三文字になります。
「されたらいやな言葉です。」
やがて正解が出る。「だます」と読む。
なぜ、このような難しい漢字が読めたのか考えさせる。
ヒントがあったから、という答えが返ってくる。
ここで話す。
「なぜ読めたか?それは、たくさんまちがえたからです。
まちがった答えがたくさん出たから、みんな真剣に考えたのです。
たくさん意見が出た、たくさん違う意見が出たら、本当の答えはどれかなーって、脳
みそをフル回転して考えますね。
そうして、かしこくなっていくのです。
まちがえることは、はずかしいことではありません。
たくさんまちがって、たくさん失敗して、みんなでかしこくなりましょう。」
そして『教室はまちがえるところだ』の詩を紹介。
少し長いが範読する。
もう一問。
【糞】
の読み方を検討する。
多少(かなり!?)下品な字かなと思ったが、みんな真剣に考えていた。
こうして、授業に入っていきました。
算数では、九九の復讐をしました。
今もっている子どもたちの意欲、なくしたくありません。
一人ひとりに確かな学力を、ねばり強くつけていきたいと考えています。
今ではもっと早く、授業びらきをします。
始業式の次の日には始めているはずです。
昔は、余裕というか、ゆとりがあった気がします。
授業びらきでは、授業のルールをしっかり伝えます。
手の挙げ方、返事の仕方、答え方、ノートの取り方など。
指示通りノートに書けていないと、書き直させます。
ここでぶれては、今後に響くからです。
どんなことでもそうだと思いますが、まずは「型」が大切なのです。
繰り返し繰り返し、根気強い指導が求められます。