新年度に子どもたちと初めて出会う日とはまた違った緊張感を持って、9月1日の朝を迎えた。
6時前には目が覚めてしまい、しっかりと朝食を食べることができた。
清々しい2学期のスタートである。
いつもより少し早く学校に行き、学年通信を印刷したりする。
子どもたちより早く学校に着くのは、気持ちがいい。
しばらくしてKちゃんとNちゃんが、職員室のぼくの所にやってきた。
2人とも元気で、いい顔をしている。
Nちゃんは夏休みに集めた石を箱に入れたのを見せてくれた。
運動場に目をやると、まだ残暑厳しいというのに、子どもたちは元気いっぱい遊んでいる。
このパワーはたいしたものだ。
ぼくなら3分ともたない。
ウルトラマンのカラータイマーのような、そんな体力になってしまった・・・。
我が3の2の子どもたちは、当然走り回っている。
汗だくになりながら。
そうこうしているうちに始業式。
子どもたちをろうかに並ばせ、体育館へ。
1番のりであった。
これもまた気持ちがいいものである。
夏休み中にちょっぴり大人になった子どもたちの顔は、にやけた顔、だらーとした顔、きりっとした顔、たくましい顔・・・みんなそれぞれ愛しい23人の子どもたちの顔である。
始業式が終わり教室へ。
あいさつは元気よくて、なかなかである。
机の上にはさっそく、提出物がズラーッと並んでいる。
ズラーッというよりも、グチャーが正しいか!
感心だったのは、いくつか忘れ物はあったものの、「感想文」と「連絡表(通知表)」が初日で全員提出していたということである。
この日はとにかく忙しかった。
提出物を集めたあと、配布物(教科書、ドリルなど)を配り、明日の連絡をし、防災の日ということでそれに因んだ話をし、あっという間であった。
”教師の思い”なども熱弁をふるいたかったが、明日におあずけである。
なにはともあれ、全員の顔が見れた事、それだけで満足であった。
2学期の学級作りの話、子どもたち個々の思いなどは、次回より少しずつ紹介していきたい。
2学期も、どうぞよろしくお願いします。
子どもたちの、ガヤガヤした声が聞こえる教室。
夏休み中は、シーンとしていたのに、一気に賑やかになります。
「学校」に息が吹き込まれました。
この日の朝の職員室に、ひょこっと顔を出した二人の子どもの笑顔が、今、思い出されます。
こんな何気ないふれあいが、心を癒やしてくれました。
全員揃ってスタート、最高です!