2学期にむけて、ぼくから話したことは
① いじめ・悪口・差別など人の心を傷つけることはぜったいに許さない。
また、君たちも、許さないでほしい。
② たくさん失敗し、たくさんまちがえろ!
テレビや電気なども、たくさんの失敗の中から生みだされた。
いっしょうけんめいがんばって失敗したのなら、それはぜんぜんはずかしいことで
はない。
③ うそ・ごまかしはやめる。
これらは、1学期当初話したのと同じ内容である。
繰り返し伝えておきたい大切なことなので、再度話した。
今回は更に新しく、次の事を付け加えた。
④ 「さすが3年2組だ!」と言われるようになろう!
あいさつ、階段・ろうかの歩き方、掃除、その他どんなことに対してでも、「さすが3の2はすばらしい!」と言われるようにがんばろう!!
自分のクラスを、仲間を誇りに思ってほしい。
クラスは家族なのだから。(ぼくは親父といったところか!)
話すだけでわかってもらえたら苦労はいらない。
これらを事実として示していく必要がある。
さて、話をした後あと、一人一役の当番(プロ)を決めた。
1学期の自己反省として、仕事の有無が歴然としていたので、確実に活動しなくてはいけないものに限った。
また、「おたすけマン」というのも作った。
当番(プロ)が困っている時にお手伝いをするといったものである。
当番(プロ)はすべて、希望で決めた。
・ 健康観察板をとりに行く
・ 健康観察をする
・ 健康観察板を返す
・ 1,2限目の号令
・ 3,4,5限目の号令
・ 1限目の黒板消し
・ 2限目の黒板消し
・ 3限目の黒板消し
・ 4限目の黒板消し
・ 5限目の黒板消し
・ 「いただきます」
・ ワゴンを持ってくる
・ 配膳台の準備
・ 「ごちそうさま」
・ ワゴンを返す
・ 配膳台の片付け
・ くばりもの
・ 電気のスイッチ
・ おたすけマン
これでクラスが動く!!
この日は他に、席替え、宿題の答え合わせなどもしました。
学級の組織を早く作り、動かしていきたいと考えていたからです。
一人一役の当番は、その後もずっと受け持ったクラスで実践してきました。
「担任がいなくても、自分たちで生活できるように」という願いからです。
ただ、任せっぱなしではどうしても「忘れていた」「仕事がない」等、不都合が生まれてきます。
チェックして評価するといったシステムが必要になります。
根気強い指導が欠かせないのです。