帰りの会に「宝物コーナー」がある。
その日のできごとで、うれしかったことや友だちのがんばりなどを発表するコーナーである。
ぼくはこのコーナーが、大好きである。
特に友だちのいいところを発表しているのを聞いたりすると、うれしくなってくる。
この宝物コーナーで発表される宝物がいっぱいになって、お互い認めあえるクラスになれば、3の2は無敵だ。
夢の飛行船は、この「宝物」が燃料なんだから!
いくつかを紹介!
・ おき忘れた筆箱を、Y君がもってきてくれた。
・ トイレ掃除のとき、Eちゃんが工夫して掃除していた。
・ サッカーをした時にころんでしまって、Nちゃんが「だいじょうぶ?」と言ってく
れて、うれしかった。
・ 音楽のとき、カボチャをしたとき、重くて持てないとき、K君が持ってくれた。
・ 休み時間になわとびをして、4級になって、S君が「すごいね。」と言ってくれた。
・ サイコロを作っている時に、はさみがなくて、T君がかしてくれた。
・ 昨日掃除のとき、ぞうきんがけをしていて、こしがいたくなって、D君がとちゅう
からふいてくれた。
・ 書き方ノートを返すとき、ノートがめちゃくちゃだったのでを、H君がきれいにそ
ろえていて、すごいと思った。
子どもはよく見ている。
教師もうかうかしていられない。
いいところを見つけて、ほめようほめようと思っていても、目につくのは・・・。
まだまだ修業が足りない。
子どもに負けず、どんどん見つけていきたい。
子どもたちが見つけた「宝物」の数以上に見つけられるようにしたい。
ファイト!オー!!
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一日の終りを気持ちよく、笑顔でという思いから、この「宝物コーナー」をはじめたと思います。
互いの「いいところ」「がんばり」を見つけ合い、知らせ合う活動はいろいろしてきました。
子どもたちの、うれしそうな顔が見られました。
「自分って、なかなかやるやん!」
そんなことをほんの少しでも思えたら、人にも優しくなれるんだと考えています。