どんなに疲れていても、どんなに気分がすぐれない時でも、どんなに調子が悪い時でも、一歩教室に入り、子どもたちの元気な歌声、元気なあいさつ、すてきな笑顔がどれだけぼくを元気づけてくれたかわからない。
こんなにできの悪い教師に、子どもたちはよくついてきてくれていると思う。
昨日、大掃除をした時、遊んでいる子は一人といなかった。
みんなそれぞれ何か仕事を見つけ、いっしょうけんめい教室をきれいにしていた。
なんてすてきな子どもたちなんだろう。
3の2は確実に、少しずつではあるが成長してきている。
「2学期をふり返って」という題で、生活ノートを書いてもらった。
Nちゃんは、次のように書いていた。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
2学期は、いっぱい宝物を見つけて、聞いていて楽しかった。
帰りの会が、まちどおしかった。
わるいことを、ちゅういできてよかった。
それでもやめないと、学級全体で話し合いをして、「自分もやった。」と思ったりして、一人ひとりがはんせいした。
そのけっか、みんな、わるいことを自分からやめていった。
自分ではとてもすごいことだと思う。
3年2組は、みんながたすけあえて、”ありがとう”といえる、すごいクラスだと、わたしは思う。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ぼくも、そう思う。
一人ひとりが、一人の問題をみんなの問題として考え、自分の思い、考えを本音で話し合える。
そういったことの積み重ねが、少しずつクラスを変えているようだ。
ぼくは理想が高いから、まだまだ未完成だと思う。
直していくところも、山とある。
3学期、よりよいクラスをめざし、子どもたちを4年生へと送りたい。
ぼくは今から3学期が、楽しみで仕方がない。
![]() |
価格:2200円 |
いろいろなことがあったけど、それらに本気で向き合ってきたような気がします。
それが、子どもたちや保護者にとって、ときには暑苦しく、鬱陶しく感じられたかもしれません。
でも、そこには「熱」がありました。
今の自分から見て、その事がすごく羨ましいと思います。
だからどれだけ大変でも、やってこれたのです。