今日のわくわくタイム(全校集会)は、「節分集会」であった。
そのため、各クラスで「追い出したいオニ」を決め、それをクラスで発表する時間があった。
前日、学級会で「クラスで追い出したいオニ」を決めた。
出た意見は次の通り。
・ 忘れ物の多いオニ
・ 決めつけをするオニ
・ いじめるオニ
・ 病気のオニ
・ 悪口オニ
・ 人が話している時に物をさわるオニ
・ 給食を残すオニ
・ けんかをするオニ
・ 関係ない話をするオニ
・ かくしごとの多いオニ
・ 悪いことをするオニ
・ のろのろオニ
反対意見を聞いた。
すると、「いじめるオニ(2人)」、「かくしごとの多いオニ(8人)」、「病気のオニ(2人)」、「決めつけをするオニ(2人)」、「悪口オニ(1人)」、「給食を残すオニ(3人)」、「のろのろオニ(6人)」となった。
最終的に多数決で決め、
「忘れ物の多いオニ」
に決定した。
ただこれを言うだけでは、3年生の発表としては物足りない。
なぜこれを追い出したいのか、その思い・理由が大切である。
その結果、
”あたりまえのことがあたりまえにできるようになりたいから、
忘れ物の多いオニを追い出すぞ、オーッ!”
という言葉にまとまった。
ぼくは子どもたちに、
”出された意見すべて気になることだし、直していかなくてはならない。
でもそれらは、お互いに注意しあって、その注意が正しければその注意を素直に聞
けるようになると、自然となくなるはずだ。
友だちだからこそ、注意をし合ってほしい。
でも、「忘れ物の多いオニ」だけは、一人ひとりが気をつけていかなければなくな
らない。
自分で自分を注意して、なくすようにしていこう!”
と話した。
さて本番。
ひいきめかもしれないが、ハキハキと大きな声で発表できた。
一番良かったと思う。
大切なのはこれから!自分自身との戦いが始まる。
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子どもに話すことは、自分自身への戒めでもあります。
子どもたちに話した以上、担任である私ができていなければ子どもは私を信用しなくなり、指導が行き渡りません。
さらに「通信」として文字にし、保護者にも伝える。
そうすることで、私自身の生き方が問われる。
そう思います。
「書く」ことで、ずいぶん鍛えられました。