あと1週間。
あと1週間で、修了式。
3年2組も解散である。
それにしても、時がたつのが早すぎる。
20日(月)は卒業式。
ぼくが教師になりたての時、3年生だった今の6年生の半分を担任した。
引き続き、4年生の時も担任した。
今よりもっと未熟だったぼくは、あの子たちにずいぶん迷惑をかけたと思う。
ずいぶん問題も起こった。
その度に話し合い、何とか乗りこえてきた。
クラスでハムスターを飼っていた。
数々のドラマを起こした。
ぼくの誕生日に、クラス全員で寄せ書きをしてくれた。
今でも大切な宝物として、とってある。
気がつけば背もずいぶん高くなり、もう卒業である。
昨日、担任していた子どもたちが手紙をくれた。
読んでたら涙が出そうだったので、家に持ち帰った。
当時、子どもたちに、
「君たちが20才になったら、一緒に酒を飲もう。」
と、語ったことがある。
その事を覚えてくれていて、ぼくはとてもうれしかった。
今教えている3年2組の子どもたちも、あと3年したら卒業。
どんな夢を持って、旅立っていくのだろう。
そしてまた、ぼくは今のこの子たちとも、20才になったら一緒に酒を飲みたいと思う。
一緒に話し、一緒に遊び、一緒に笑いあえるのもあと少し。
そんなことを考えていたら、切なさで胸が一杯になる。
ぼくはどうも、「別れ」に弱い。
あと少しだけど、教えられる事は、すべて教えていきたい。
お別れ式でもある大カラオケ大会の準備も、着々と進んでいるようだ。
曲名も、順番も決まった。
本番が楽しみである。
ちなみにぼくは、S君と『おどるポンポコリン」を歌う!
時間を見つけてたくさん遊び、たくさん話し、たくさん笑い合っていこう。
それにしても、時がたつのがあまりにも早すぎる。
このとき、おそらくもう自分は異動が決まっていて、子どもたちとの別れが確実だったと思います。
それだけによけい、切なさで胸がいっぱいだったのです。
前の年、6年生を担任したときのしんどさ、つらさ。
子どもとの関係がうまくいかないことが、こんなにしんどいとは・・・。
卒業式の夜、大げさではなく、寝込みました。
同じ失敗をくり返さない!
自分のすべてを、この子たちにかけてきました。
ちょっぴり自信を取り戻し、「教師という仕事の面白さ」を実感できた1年でした。
名前を見れば、顔を思い出せます。
ありがとう。本当に、ありがとう!
そんな気持ちです。