KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第二期 一新紀元  「キラキラ星」誕生  1999.4.26 N0.11

 「一人ひとりが輝き、自分の良さが認められる教室・クラスにしたい」そんな願いを込めて、通信名を『キラキラ星』という名前にしたということは、以前通信で、お知らせしています。

 そのことを具体化するために、

   キラキラ星カード

を、何種類か作りました。

 一つは、

   キラキラチャンピオン・名人カード

です。

 これは個々の技、がんばりを認めていこうとするもので、すでに3人このカードに名前を連ねています。

 ・ あいさつチャンピオン ・・・ S君

 ・ ピアノ名人 ・・・ Nさん

 ・ 牛乳パックつぶし名人 ・・・ Y君

 これからも次々と見つけ、カードに記録していきたいと考えています。

 

 そして、

   キラキラ星カード

 これは、「友だちの良いところを見つけていこう」ということで、「よさ」を認めていくものです。

 現在、3人名前があがっています。

 ・ Mさん ・・・ ピアノ(オルガン)をがんばってひいていた。

 ・ Tさん ・・・ 任命式のとき、周りの友だちに優しく声をかけていた。

 ・ T君  ・・・ 黒板のチョークを置くところを、きれいに掃除していた。

 さらにもう一人、カードに記録される子がいます。

 幼稚園の先生から聞いた話ですが、給食のワゴンを給食室から幼稚園まで運ぶとき、R君が、

「重たいやろ。手伝おうか。」

と言って、押すのを手伝ってくれるそうです。

 すばらしいことです。

 「声をかける」そして「行動にうつす」。

 できそうで、できないことです。

 キラキラ星4枚目(4人目)の誕生です。

 

 こんなふうに、教室中キラキラ星でいっぱいになったとき、クラスはひと回りもふた回りも大きくなるのでしょう。

 話は変わりますが、視力測定のとき、「ありがとうございました」を忘れずに言える子が何人もいました。

 聞いていて、とても気持ちが良かったです。

 

 

 プラスの目で、子どもたちを見ていきたい。 

 そう考えていました。

 具体的な良さを取り上げ褒めるだけではなく、記録(カード)に残して教室内に掲示する。

 とてもいい空気が流れます。

 子どもも、そのような視点で友だちを見るようになります。

 このような取り組みを継続していくのは、確かに大変です。

 思えば、こういった事を楽しんで実践できる、この時代の「ゆるやかな時の流れ」がありました。

 

 

 

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