KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第二期 一新紀元  おてつだい、えらいね〜!!  1999.4.27 No.12

 2回目のせいかつノート、ほとんどの子どもが、右上から下、そして左へと、正しい「縦書き」の使い方ができていました。

 そして、内容的には「〜のおてつだいをした」というのが多く、読んでいてとてもほほえましく感じました。

 家族の一員として家の仕事に関わる、ということは「労働の大切さを学ぶ」大切な機会です。

 そのような場を、多く持ってほしいと思います。

 

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 土曜日、おかあさんと、おとうさんと、じいちゃんと、ばあちゃんと、おねえちゃんと、田んぼへいっててつだいました。

 おとうさんは、けいトラックのうんてんがじょうずです。

 どろどろのほそみちをばっくですすんでいきました。

 わたしは、トラックの中に入って見ていました。

 おねえちゃんもさむくなったので、トラックで見ていました。

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 ☆ 田植えの季節になりました。

   もう、夏も近くなってきました。

   家族のほのぼのとしたおだやかな時間が、こちらに伝わってきます。

 

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 きょうはあさから、おふろそうじをしました。

 ぴかぴかになったけど、ぼくのズボンがべたべたになりました。

 おかあさんが、「ありがとう。」といったけど、ズボンを見て、びっくりしていました。

 よるになって、じぶんのあらったおふろにはいって、ごくらくでした。

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 ☆ 最後の一文が最高です。

   こうして「働くこと」の喜びを学んでいくのです。

   おそらく失敗も、たくさんすると思います。

   かえって(家の人の)フォローが大変かもしれません。

   でも、それでいいのです。

   一生懸命やって、それで失敗したって、「ありがとう。」の一言で子どもは自分に

  自信がつきます。

   「自尊心」が高まるのです。

   すると、自然に人に優しく、思いやりの気持ちが持てるようになってきます。

 

 間もなく生活科で、校区探検が始まります。

 具体的にはまだ決めていませんが、テーマを「労働・仕事」と考えています。

 各地区で働いている人に焦点を当て、インタビューをしたり、体験したり、それを再現したり・・・と、今いろいろと検討しているところです。

 またご協力いただくこともあると思いますが、その時はよろしくお願いします。

 

 

 とっても素直な子どもたちでした。

 生活ノートに綴られる子どもたちの文章に、それが表れていました。

 読むことがいつも楽しみで、たくさん赤ペンで返事を書きました。

 生活科でこのとき、どんなことを具体的にしたのか、今これを書いていても、何も思い出せません。

 「労働・仕事」・・・どんなことをしたのか、通信をめくりながら分かったことがありましたら、お知らせします。

 

 

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