学期末ということで、子どもたちの通知表(あゆみ)をつけました。
そこで逆に、子どもたちにも私の通知表をつけてもらいました。
子どもたちには、
「先生がもっといい先生になるためのものです。
厳しく正直につけてください。」
と話しました。
さて、結果ですが、まず「勉強の教え方」について、
① たいへんよかった・・・100点 ② よかった・・・80点
③ ふつう・・・60点 ④ よくなかった・・・40点
と点数化し、平均点を出しました。
(1)国語 92点
・ 国語のテストでまちがいがあって、できたときに「がんばった。」と言ってくれた
から。
・ テストの後、しっかり教えてくれる。
・ 本読みが上手でよかった。
・ しっかり教えてくれて、よくわかる。
(2)算数 89点
・ かさしらべや長さなどがよくわかった。筆算の引き算が、わかりにくい。
・ ヒントを教えてくれました。
・ 計算も、正しく教えていたから。
・ 理科室で水をはかったところがよかった。
(3)せいかつ 92点
・ たんけんに行けたから。
・ ラッカセイの絵をかいたとき、「じょうずだね。」と言ってくれました。
・ あまりおもしろくなかった。もうちょっと、おもしろくしてほしい。
・ たんけんや虫や生きものをとりに行ったのがおもしろかった。
(4)体育 96点
・ 先生に、側転をおしえてもらいました。
・ すごく楽しかった。
・ いろいろなあそびを考えてくれてよかった。
・ うしろまわりができるようになった。
(5)図工 94点
・ 動くおもちゃを作るのがよかった。
・ 手本を見せてくれるから。
・ どうやったらいいのかわからない時に、教えてくれるから。
今思うと、「よくぞ、つけてもらった!」と、驚きです。
子どものちょっとした言葉、態度に傷つき、落ち込んでしまう私は、今ではこんなこと怖くてできないです・・・。
若さゆえの、大胆な取り組み!
子どもたちは優しいので、そんなにシビアにはつけないところがありますが、それでも算数の平均89点はショック。
よほど教え方がだめだったのでしょう。
「わかった!できた!」という経験。
それが算数では、あまりできなかったのです。
残りは次回。