KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第二期 一新紀元  先生のつうちひょう(2) 1999.7.16 No.48

 続いて、「いいところ」と「悪いところ」を書いてもらいました。

 ーー先生のいいところーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・ やさしいし、なんでも教えてくれるし、なんでもてつだってくれる。

・ わたしが話しかけたら、ニコッとわらってくれる。

・ みんなをだいじにしてくれる。

・ いつも、あそんでくれる。

・ かっこいいところ。

・ おもしろいところ。

・ いいことをしたとき、すごくほめてくれる。

・ いつも元気に「おはようございます。」と言ってくれる。

 

 ーー先生の悪いところ、なおしてほしいところーーーーーーーー

・ きびしいところ。ちょっとこわいところ。

・ おこるところ。

・ しゅくだいを、多くするところ。

・ 「こらー!」ということを、なおしてほしいな。

・ 毎日、ニコニコしてほしい。

・ うそをつくときもある。

・ もうちょっと、やさしくしてほしい。

・ もうちょっと、ペースをゆっくりしてほしい。

・ めがねをはずすとこわい。

・ どじなところがいや。

・ じぶんでかっこつけているところを、なおしてほしいです。

・ もうちょっと、休み時間あそんでほしい。

・ もっときびしく、ちゅういしてほしい。

 

 ーーコメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 たくさんの意見、ありがとう。

 みんなはとってもやさしく評価してくれましたが、自分で自分を評価すると60〜70点ほどです。

 滿足のいく授業は、数えるほどしかありません。

 何より、一人ひとりをじっくり見つめることができませんでした。

 それが一番のマイナスです。

 みんなの意見を見て、「もっとやさしく、時には厳しく、そしていつもニコニコ」と

みんなを両手いっぱいで包み込むような、そんな先生になりたいと思います。

 みんなにいろいろ教えてもらいました。

 この教えを生かし、2学期はさらにパワーアップしたいと思います。

 

 

 この頃は、頭ごなしに子どもたちを叱っていた、いや、怒っていたように思います。

 大きな声を出すことで、子どもたちを押さえつけようとしていました。

 「統率者として、子どもの前に立つ」ことを意識しすぎていたのかもしれません。

 真の意味での「厳しさ」とは違うものです。

 「子どもを怒鳴る教師は、力のない教師」と、分かっていながらつい、大きな声を出してしまう・・・。

 未熟だったのです。

 

 一つうれしいのは、「みんなをだいじにしている」と感じている子どもがいることです。

 自分としては、「そんなことないよ。できていないよ。」と思いますが、普段の私の言動からそう感じてくれたのなら、「やった〜、やるじゃん!」と、うれしくなります。

 自分にちょっぴり自信を持っていい、そんな評価の言葉でした。

 

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