KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第二期 一新紀元  生命・成長を感じる 1999.11.30 No.88

 生活ノートに、次のようなものがありました。

 

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 ぼくは、もうすぐ12月なので、おしいれから、お母さんにクリスマスツリーを出してもらいました。

 そしてぼくは、前はツリーよりちっちゃかったのに、きょう、ツリーを見たら、ぼくのほうが大きかったのです。

 かざりつけは、いもうととぼくといっしょにやりました。

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 このまえ、しんせきの家で、子犬がうまれたので見にいきました。

 お父さんと、ぼくと、お母さんと、おとうとと、見にいきました。

 子犬は、めをつぶっていて、かわいかったです。

 5ひきもうまれました。

 5ひきとも、しばけんでした。

 その中の3びきが、黄色みたいな色で、2ひきが黒でした。

 人げんとはちがうと、思いました。

 うまれて3日目だったので、小さくて、犬のお母さんのおっぱいをのんでいました。

 こんどいったときには、もう目をあいて、はしりまわっているかなー?

 はやくだっこしたいです。

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 生命の誕生と、自分の成長。

 ともに3学期、生活科等で学習していくことです。

 生命のすばらしさ、大切さ。

 そして、成長していく自分。

 それらには必ず誰かの支えがあり、あたたかい、やさしい思いがあります。

 日々のちょっとした、何気ない中で感じることができれば、心の成長につながるのだと思います。

 

 古いアルバムを、ときどきひっぱり出して見ることがあります。

 ちょっぴり若い妻と自分。

 そして、幼い我が子。

 家族との、何でもない「普通」の時間を切り取った古い写真。

 この、あたりまえの日々が、とっても幸せなんだと思います。