『大きくなったわたしたち』の1時間目、「男の子と女の子のちがい」を、昨日学習しました。
まず、服を着た2人の子どもの絵を提示し、
「どちらが男の子でしょう。」
と、たずねました。
外見はほとんど同じなので、意見が分かれます。
着ている服などを根拠に子どもたちは、自分の考えを言いますが、決め手はないようです。
次に、
「男の子と女の子、身体でまったく同じところはどこですか。」
と聞くと、たくさん意見が出ました。
「心臓がある。」「手や足がある。」「目や口がある。」「骨がある。」「血管がある。」「鼻がある。」等など。
ここでは、「体の作り、外側の中も基本的には同じである」事をおさえました。
「では、ちがうところはどこですか。」
子どもたちは、明快です。
「おちんちん!」
ズバリと答えてくれます。
最初に提示した絵の服をとります。
すると、どちらが男の子で、どちらが女の子なのかは明らかです。
そこで、
男の子のおちんちんは、大人になって「いのちのもと」を作る
と、話しました。
そして、
「女の子にもおちんちんはあります。赤ちゃんをおなかの中で育てるので、おなかの中
に入っています。」
と話すと、「えっ!」と、驚いたようでした。
女の子のおちんちんは、大人になると「赤ちゃんのたまごのもと」が作られ、
「赤ちゃんが育つ部屋」があり、「赤ちゃんの通り道」がある。
と説明し、さらに
おちんちんは、生命を伝える働きがあり、お父さんがもっている「いのちのもと」と、お母さんがもっている「赤ちゃんのたまご」が一つになって、赤ちゃんになる。
と、話しました。
だから、「とても大切なところなので、きれいによく洗い、たたいたり、けったりしてはいけない。」ことも、合わせて話しました。
子どもたちの感想は、次の通りです。
・ おちんちんがいのちのもとをつくるなんて、ぜんぜんしらなかった。
すごいべんきょうになった。
・ 女の子には、赤ちゃんのへやがあるんだな。
・ すごいなとおもった。すごいふしぎで、べんきょうになった。
すごいくふうをしてあるのがわかった。
・ おちんちんのべんきょうで、だいじなことがわかった。
・ たまごのもととかは、知らなかった。お母さんたちは、しっているのかな。先生
は、本をよんだのかな。
・ 女の子のおちんちんは、おなかの中にあるなんてしらなかった。
性の教育については学校で年間学習計画がたてられ、各学年で学習する内容が示されています。
系統性を持たせるためです。
使う用語、物なども共通認識されていて、どのような進め方で学習をしたのかも共有されます。
この当時は、低学年では「おちんちん」という言葉で指導するのが、先行実践として教育書に紹介されていました。
おそらく私がした授業は、当時としては一般的なものだったと思います。
今はどのような内容で、どう進めているのかは分かりません。
新聞等では「プライベートゾーン」という用語で、「水着で隠しているところはプライベートゾーンなので、人に見せたり、触らせたりするものではない。自分だけの大切な場所」というようなことを指導しているのかな、と思います。
2年生の子どもたちはとても素直です。
素直であるこの時期に、大切なことをわかりやすく、恥ずかしがらずに教えていく。
さらにはこのように通信で保護者にも「学校がどんなねらいを持って、どんな指導をしているのか」を伝え共有していく。
足並みをそろえた指導、が大事なのです。
