KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

先生の通知表(3学期編)  2000.3.22 No.136

 1,2学期に引き続き、3学期も「先生の通知表」をつけてもらいました。

 自分の実践をふり返る良い機会であり、いろいろ考えさせられます。

 それぞれの教科について、教え方が「たいへんよかった」「よかった」「ふつう」「よくなかった」のいずれかに○をしてもらいました。

 そして、「たいへんよかった」を100点、「よかった」を80点、「ふつう」を60点、「よくなかった」を40点として点数化し、その平均点を出しました。

 その結果を発表します。

 

(1)国語 ・・・ 92点

 ・ よくわかるようにおしえてくれた。

 ・ 声が大きくて、とおくてもよく聞こえた。

 ・ テストでおもしろいのがいっぱいあった。

 ・ いろいろな場面を一つひとつわかりやすくせつめいしてくれた。

 ・ こまかいところまでおしえてくれた。

 

(2)算数 ・・・ 82点

 ・ (ノートに○をつけるとき)「10人まで」とかいうから。

 ・ ひっさんのとき、くりあがりのこまかいところまで、ちゃんとおしえてくれたか

  ら。

 ・ ぶんしょうもんだいは、図をつかってすればできるっておしえてくれたから。

 ・ よくわからないこともあった。

 ・ いろいろな図をかいて、わかりやすかった。

 

(3)生活 ・・・ 93点

 ・ 楽しいことをしてくれる。

 ・ おもしろい遊びもあったから。

 ・ おもしろいじゅぎょうばかりで、楽しかった。

   絵をかいたりしておもしろかった。

 ・ 赤ちゃんの生まれ方を、おしえてくれた。

 ・ キラキラ大パーティーをしたから。

 

(4)体育 ・・・ 91点

 ・ どうやるかがわかる。

 ・ かんたんなサッカーとかをおしえてくれたから。

 ・ 「がんばれ。」といってくれるから。

 ・ 体育のおしえかたが、たいへんよかった。なぜかというと、けりかたや、いろん

  なわざをおしえてくれるし、体育はおもしろい。

 ・ ぼくがなわとびができないとき、はげましてくれた。

 

(5)図工 ・・・ 87点

 ・ 「いやだなー」と思うことがあった。

 ・ むずかしかった。

 ・ いろいろな作品を考えてくれた。

 ・ わかりにくかった。

 ・ 作品を作っているとき、「うまいな。」と、いっぱいいってくれる。

 

 合格点を一応90点とすると、合格点に達しなかったのが、算数と図工になります。

 算数については、おそらく子どもたちが通っている塾での教え方とは、かなり違っていると思います。

 補助計算を書かせたり、繰り上がり・繰り下がりをしっかり書かせたり、「めんどう」と感じる子どもも多くいたでしょう。

 図工も、「自由」にやらせることはほんとんどなく、こちらの指示通り、けっこう「めんどう」な手順で指導してきました。

 しかしこれらは全て、一人ひとりの子どもに力をつけるためにと考えてのことです。

 結果を見て、複雑な思いはありますが、改善していくべきところもあると思います。

 それらを今後研究し、より良い指導法を考えていきます。

 ありがとう!

 

 

 教育雑誌や実践書に書かれている指導の仕方を「まねる」ことを、当時はしていました。

 「追試」といいます。

 丸ごと真似るのではなく、子どもの実態に合わせて変えてみたり、いくつかの実践法を取り入れミックスしたり、とにかく子どもたちの「おもしろい」「わかった」「できた」という声が聞きたくて、ノートに指導の流れを書いてきました。

 まねることは、恥ずかしいことではありません。

 子どもに力がつくのなら、すばらしい先行実践をその通りにやってみるのは、子どもに対する誠実な姿勢であると考えます。

 何も学ばず我流で授業をしていては、子どもに力がつかないし、自分自身を鍛えることにもなりません。

 「子どもにとって価値ある教師になりたい」

 その思いが、私を支えていました。