この1年を振り返ってみると、毎日「楽しかったなー。」というのが実感です。
すてきな26人の子どもたちと過ごせて、とても幸せでした。
みんなが帰り、誰もいなくなった教室で子どもたちの机をながめていると、元気な声、とびっきりの笑顔がよみがえってきます。
ぼくは、この26人の子どもたちが大好きなのです。
力が及ばなかったところも多々ありました。
もっとやりたいこと、もっと話したいことも、たくさんあります。
こちらが本気でぶつかっていけば、この子たちもまた、本気でぶつかってきてくれました。
少しずつですが、確実にこの子たちは成長しました。
その一つの証が、「キラキラ大パーテイ」でした。
子どもたちと過ごしたこの1年。
ぼくはしっかりと心に刻み、明日からは新しく出会うであろう子どもたちのために、全力を尽くします。
でも、今日だけは、この子たちの担任でいさせてください。
春は別れと出会いの季節です。
出会いがあれば別れがあり、別れがあれば出会いがあります。
だから人生は、豊かですばらしいものになっていくのです。
今日1日だけは、26人の子どもたちとの思い出にひたり、明日からはきっぱりと忘れ、新たな出会いに全力を尽くします。
子どもたちには最後の話として、「人を幸せにできる」人になってほしいと話しました。
生まれたとき、家族の人たちは一人残らず、「幸せ」な気持ちになったはずです。
つまり、すでに「人を幸せにできる」力はあるのです。
人の心を傷つけない。
悪口は言わない。
人に優しく、人のよさを見つける。
簡単そうですが、これらを実践するには、心の強さが必要です。
強く、大きくなってほしいと願います。
大切な26人の子どもたちを、本日、みなさまのあたたかい、大きな手のひらにお返しします。
1年間、本当にありがとうございました。
思いが溢れ、こぼれおちそうになるのを何とかおさえ、この通信を書きました。
拙い文ですが、偽りのない真っ直ぐな気持ちです。
5年間勤めたこの小学校を離れることが決まっていました。
それだけに、寂しさもひとしおだったのです。
「明日からはきっぱりと忘れ」るなんて、できるわけありません。
この一文だけは、偽りです。
さて、第二期はこれで終わりです。
次は、W大学教育学部の附属小学校に異動となります。
まったくの未知の世界。
不安でいっぱいの春休みを過ごしました。
第三期、疾風怒涛の日々が始まります。
