KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第三期 疾風怒濤  子どもたちとの出会い 2005.4.18 No.1

 1年生B組の40人の子どもたちと出会い、ちょうど1週間になります。

 まだちょっぴり緊張した様子で、私が教室に入るときさっと席について姿勢を正し、話をじっと聞こうとしています。

 今はこの、「話を聞く」ということに力を入れ、子どもたちに指導しています。

 本校では今年度より「つながり合う子どもたち」の姿を目指し、研究を進めています。

 つまり、「よりよい人間関係づくり」を目指しているのです。

 人間関係は、何らかの「やりとり」がなければ成立しません。

 そのやりとりが望ましいものであれば、より良い人間関係が生まれます。

 望ましい「やりとり」に不可欠なのが、話を「聞く」ということです。

 私たちでもそうですが、話を聞いてくれると相手に心を開こうとします。

 逆に聞いてくれないと、関わろうとしなくなります。

 「相手の目を見て、しっかり話が聞ける。」

 今はそこまで求めていきたいと考えています。

 「話を聞く」とも関わりますが、名前を呼ばれたら「はい。」と返事をすること。

 これも大切なことです。

 このようなことを少しずつ、粘り強く指導し、気持ちよく生活ができるようになれば、と思います。

 「大きな」心を育て、みんなで「大きな」輪をつくり、最後に「大きな」それぞれの花を咲かせたいと願っています。

 子どもたちの様子や思いなどを、この通信で伝えていきたいと考えています。

 この1年間、よろしくお願いいたします。

 

 

 勤務5年目の年明け、私は心身の不調から、休職することになりました。

 学校での人間関係、保護者対応、仕事への心理的負担などが積み重なり、気がつけば学校を通り越し、自宅方向に車を走らせていました。

 そのまま心療内科を受診し、結果まずは1ヶ月休職するよう言われました。

 翌日、診断書を持って妻が学校に行き、休職する旨を話しました。

 辛かったです。

 1日、ぼ〜っとしていました。

 近所の目が気になりだしたので、数日後からは車で遠方の図書館に向かい、そこで本を読み、妻が作ってくれた弁当を食べ、夕方家に帰る。

 そんな日を過ごしていました。

 1ヶ月が過ぎ、まだよくならず2ヶ月、ついには3ヶ月と、3学期をほぼ丸々休むことになりました。

 子どもたちから届いた手紙を読み、涙しました。

 3月中頃、子どもたちが発表会をするという連絡があり、「見に来てほしい。」と子どもたちが言っていると聞きました。

 迷いましたが、思いきって見にいきました。

 子どもたちは、笑顔で迎えてくれました。

 そして復帰を決め、「もしこの1年、だめだったら、教師を辞める。」と誓いました。

 そんな自分が出会った子どもたちが、1年B組の40人の子どもたちです。

 「最後になるかもしれない」という緊張感で、子どもたちに向き合った1年。

 忘れられない1年に、なりました。