KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第三期 疾風怒濤  けじめをつけるということ 2005.4.26 No.3

  入学してから1週間以上がすぎ、子どもたちはずいぶん学校生活にも慣れてきました。

 慣れることにより緊張感も薄れはじめ、けじめがつかない場面もいくつか見られるようになってきました。

 例えば、休み時間が終わり、次の勉強の時間が始まっているのに、まだ休み時間の延長のように友だちと話をしていたり、教室の中を立ち歩いていたりしていることです。

 時計の勉強をまだしていないので、「時計を見て動きなさい。」とは言っていません。

 「チャイムの音をよく聞き、周りの人の動きをよく見て動きなさい。」

と、話しています。

 チャイムの音と周りの人の動きで「休み時間が終わった」ことはわかっても、それが「次の勉強の始まりの時間」でもあるということが、まだまだわからないようです。

 

 また、掃除の時間、6年生に対し、「悪口を言う」「ぞうきんを投げて渡す」「言われたことを聞かない」といったこともありました。

 そのため6年生が嫌な気持ちになり、とうとう怒ってしまいました。

 普段から何かとお世話をしてくれる6年生に対し、親しみがあるのでしょう。

 しかしそれが、「甘え」になり、「何でも許される。」と思っているのだとしたら、とんでもないことです。

 

 

 先週は、主にこの2つのことについて厳しく注意をし、話をしました。

 2つのことに共通しているのは、「まじめにしている人が損をする」という、おかしさです。

 つぎの勉強の準備をして待っている人が、準備もせずふらふら遊んでいる人のために待たされ、同じように叱られることになります。

 掃除を一生懸命しない人がいると、その人の分を誰かが補わなければ時間内に掃除を終えることができません。

 これらはあまりにもおかしいことです。

 

 さらに、掃除の件については、相手がどう思うかを考えていない。

 自分が楽しければよい、ということです。

 悪口を言われたら、相手がどんな気持ちになるか。

 ぞうきんをバケツに投げたら、そのバケツの水が、誰にかかるのか。

 これらのことを考えれば、やってはいけないことであるのが明らかです。

 「もし自分がされたら・・・」ということを、想像することが大切なのだと思います。

 これらはすべて、子どもたちにとっては「生きた学び」であると思います。

 叱られることで、してはいけないこと、どうすればよいのかということがわかり、社会性が身についてくるのです。

 これからも、このようなことを繰り返し子どもに投げかけ、考えさせ、気づかせたいと思います。

 まさしく、「根比べ」です。

 

 

 6年生の子どもたちがペア学年として、1年を通して給食の準備、片付け。

 掃除。

 運動会等学校行事で手助けやお世話をしてくれます。

 とてもありがたいことですが、1年生の子どもたちはどうしても甘えてしまい、目に余ることしてしまうことがあります。

 これは、指導のチャンス!

 どんなことがあったのか、どう思うか、これからどうしたらいいのか。

 そういったことを、時間をかけて、何度も何度も根気よく繰り返しこどもたちに考えさせる。

 特に学年が始まったばかりのこの時期、こういった時間がすごく大切です。

 見逃さず、見落とさず指導していく。

 「またか・・・」と思われたっていい。

 この1年を左右する、超大事な時間なのです。