早いもので、4週間の教育実習も、残すところあと1週間になりました。
休み時間になると、教生先生のところに子どもたちが寄っていき、腕を引っ張って「遊ぼ。」と言ったり、おんぶをしてもらったり、ほほえましい姿が教室のあちらこちらで見られます。
子どもたちは教生先生が大好きで、そんな子どもたちを、教生先生も大好きで、とても良い関係ができています。
教生先生たちは、連日遅くまで教材研究をし、学習指導案を書き、子どもたちの顔を思い浮かべながら授業の進め方を思い描き、本当によくがんばっています。
はじめはとまどいがちにしていた授業も、重ねるごとに確かな「形」となってきました。
子どもたちが帰ったあと、1日を振り返り、反省会を開いています。
その中で、思うように授業ができないもどかしさ、子どもたちの力を十分に引き出せない悔しさ、それらを痛いほど感じ、ときには涙が出てしまうこともあります。
私は、それでいいのだと思います。
それほど真剣に子どもたちのことを考え、何とかいい授業がしたい、子どもたちに力をつけたい、その証が、涙であるからです。
「うまくいかない」という現実を知ること、それも教育実習の意義だと思います。
算数では、「ぢちらがながい」の単元を終え、今、「ふえたりへったり」の単元に入っています。
子どもたちに分かりやすくしようと教具を工夫し、引きつける努力をしています。
国語は「大きなかぶ」です。
落ち着いた、おだやかな雰囲気で授業が進んでいます。
大きなかぶをひっぱる動作化を通し、登場人物の気持ちを考えさせようとしています。
生活科は「こまをつくろう」です。
今、子どもたちは、自分の考えたこまをつくっています。
休み時間でも友だちと一緒にこまで遊んでいる姿や、うれしそうに自分のこまを見せに来る姿があります。
それぞれの先生方の授業を、子どもたちはとても楽しみにしています。
これからもしっかりと子どもたちと関わり、互いに学び合ってほしいと思いますます。
いよいよ来週から、教生先生の研究授業が始まります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
教育実習を通し、私自身、とても鍛えられました。
指導するためには、自分が実習生以上に教材研究をし、適切にアドバイスできないとだめです。
私の授業も見てもらいますので、実習生に見せるだけの授業技術も求められます。
実習生が悩んでいることに応えられるだけの、教育哲学も必要です。
プライドがありますので、背伸びして、かっこつけていたと思います。
これは、附属小学校だから経験できること。
ヒリヒリした日々でしたが、充実していました。