漢字ミニテストをした。
指定された筆順では色を変える、といテストである。
「モチモチの木」では、視写を重視していたので、ミニテストはしなかった。
だから、実に久しぶりである。
8問出した。
満点は80点。
50点以上を合格とした。
テスト勉強で漢字練習ノートを提出した子は6、7人いた。
教室に入るとみんな、必死でドリルとにらめっこしていた。
結果、見事全員合格!
みんなで拍手をした。
2限目は学級会。
議題名は、「3年2組の運動会をしよう」である。
「何をするか」について話し合った。
サッと14人の手があがった。
イメージしやすい内容であったため、考えてきやすかったようである。
次から次へと意見が出る。
ついには司会グループも発言し、全員発言が達成した。
みんなの学級会なのだから、これはあたりまえのことではあるが、あたりまえだからこそ難しく、価値あることなのである。
2時間もかかった学級会ではあったが、それだけの値うちはあった。
今回初めて、「学級会反省カード」を導入した。
自己評価したあと、”今回のピカイチくんピカイチさん”を書いてもらう。
つまり、相互評価もするのである。
お互い評価し合い、認め合っていくことは実に大切で、帰りの会や体育のポートボールの時なんかでも、こういった機会を作っている。
こうすることによって、あったかい、いい雰囲気になってくる。
今のクラスはわりといい感じになりつつあるかな、と思っているが、いかがなものでしょう?
何はともあれ、全員ができたことが2つもあった昨日、こういった「自信」と「一体感」をこれからも感じさせていきたいなと、つくづく思った。
「漢字ミニテスト」の合格が、8問中5問というのは、ハードルが低いぞ、と思ってしまいました。
おそらく、子どもたちの実態を踏まえ、「ここならなんとかなる・・・」というギリギリの選択だったのでしょう。
それよりも「全員合格」したという事実が大切であり、「みんなで拍手をした」ことに意味があるのだと思います。
「学級会反省カード」という新たに取り組んだ「手立て」も、互いを認め合い、「自信をつけさせたい」という、そのときの私の願いからでした。
目の前の子どもたちのことを日々、考えていました。
若く、そして熱い時代です。</p
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