KenGのあしあと(学級通信より)

過去に出してきた学級通信を紹介

第二期 一新紀元  夏休み最後の1日、何をしていたの? 1999.9.2 No.51

 昨日、26人の子どもたち全員の顔を、久しぶりに見ることができました。

 みんな元気であったことが、1番うれしかったです。

 朝、早めに教室に行くと、席におとなしく座っている子が多いのにまずびっくりしました。

 しばらくすると、いろんなことを話しに子どもたちが集まってきました。

 

 やがてチャイムが鳴り、朝の会をしました。

 初日なので私が司会をし、健康観察もしました。

 途中で声色を変えて名前を読んだりしました。

 子どもたちは喜んでいました。 

 始業式は、体育館の関係で、運動場で行いました。

 その後、大掃除です。

 

 宿題やあゆみ等を集め、教科書やプリント類を配った後『夏休み最後の1日、何をしていたか、どんな気持ちだったか』を書かせ、何人かに発表させました。

 1部を紹介します。

 

 ーーー何をしていたかーーーーーーーーーーーーーーー

・ 友だちとばあちゃんと、花火をしていた。

・ 犬にのって遊んだ。

・ テレビゲームで遊んでいました。

・ 用意をした。兄ちゃんとケンカしていた。

・ お母さんのお手伝い。

 ーーーどんな気持ちだったかーーーーーーーーーーーー

・ もっと休みがあったらいいのに。

・ 夏休み最後がいやだった。

・ ドキドキしていた。

・ 早く明日にならないかな。

・ 早く学校に行きたかった。

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 えっ!先生は何をしていて、どんな気持ちだったかって?

 まず何をしていたかと言うと、学校で1日の準備をしたり、掃除をしたり、夜は夏の思い出にひたりながら、飲んでいました。

 どんな気持ちだったか・・・もちろん

 

  みんなに会えるので、うれしい気持ち!!

 

ですよ。

 さて、楽しい2学期にするぞ。

 子どもたちの顔を見ると、本当に元気が出ます!!

 

 

 年々、夏休み最後の1日が切なく、悲しくなってきたように思います。

 熱量が下がってきたからでしょうか。

 しんどいことが、多くなってきたからでしょうか。

 7月までは、「夏休み!」と、ハイな気持ちで楽しく過ごせていました。

 8月に入ると・・・。

 高校野球が終わり、24時間TVが始まる頃にはためいきばかり。

 夏休みとはいっても、研修や会議が多く、また、行事や授業の準備でほぼ毎日出勤です。

 しっかり自分の勉強もでき、「さあ、やるぞ!」と気合いも入ります。

 研究会に参加し、優れた実践を聞くと、自分もそのようなことがしたいと、前向きな気持ちにもなります。

 でも、高校野球が終わり、24時間TVが始まると、子どもの言葉ではありませんが、「もっと夏休みがあったらいいのに。」と思ってしまうのです。

 恥ずかしいことですが、これが私の、本音であります。

(夏休み期間中は、基本、「子どもがいない」と言うだけで、出勤です。先にも書きまし 

 たが、研修に会議、授業準備、掃除、片付け等をします。まるまる休みではありませ

 ん。)